25日に開幕する柔道の世界選手権東京大会(日本武道館)の前日記者会見が24日、都内で行われた。

女子78キロ超級代表で2連覇を狙う朝比奈沙羅(22=パーク24)は、多数の海外メディアの質問に流ちょうな英語で対応した。31日の本番に向けて「日本武道館は実家の近くで、20年東京五輪と同じ会場なので良い経験になる。今から試合が楽しみでならない」などと英語で意気込みを語った。

朝比奈は英語を得意とし、今年のスローガンも「Be humble but get ready to rumble」と掲げた。冷静に20年の死闘(=東京五輪)に向けた準備をするという意味を込めたという。

幼少期からの夢の「五輪金メダルと医師」を目指し、東京五輪後に引退し、医学の道へ進むことを決めている。現在は、稽古と医学系予備校に通う生活を続けている。