女子48キロ級では、世界女王のダリア・ビロディド(18=ウクライナ)が初戦の2回戦から3試合オール一本勝ちで、準決勝に進出した。

172センチの長身で相手の奥襟をがっちりつかみ、長い手足を巧みに使った攻撃的な柔道で圧倒。相手との間合いを詰め、足技から寝技への連続攻撃で順当に勝ち進んだ。17年世界女王の渡名喜風南(24=パーク24)も準決勝に進み、ビロディドと1年ぶりとなる決勝での「再戦」の可能性もある。

男子60キロ級では、18年世界選手権銅メダルの永山竜樹(23=了徳寺大職)が準決勝に駒を進めた。3連覇を狙った高藤直寿(26=パーク24)は準々決勝でウズベキスタンの選手に一本負けを喫し、敗者復活戦に回った。