世界ランキング6位の日本は同17位のカメルーンを3-0で下し、2勝2敗とした。

ロシア、韓国に連敗した後、中1日おいた試合で中田久美監督(54)はセッター対角に長内美和子(日立)を初めて先発起用。今大会が代表デビューの22歳は「緊張したけどみんなに声をかけてもらって思い切りできた」と速い動きからのスパイク、バックアタック、ジャンプサーブで10得点と期待に応えた。

「今日は勝つことが大事だった。長内起用は経験を積ませるのと新鍋を休ませるため」と中田監督。勝敗を五分に戻して6位に浮上し、19日は4戦全勝で首位の中国戦。「サーブレシーブがカギ。そしてサーブでどれだけ崩せるか」とポイントを挙げた闘将の声は、選手を鼓舞し続けたことで枯れていた。