F1第15戦シンガポールGP決勝が行なわれ、フェラーリのセバスチャン・フェッテルが3番グリッドから逆転優勝を果たした。昨年のベルギーGP以来1年1カ月ぶり、今季初の優勝。

「とてもスイートな気分で嬉しいよ。僕らは上手く行かない時期にも自分たちの力を信じてここまでやって来て、それをこうしてコース上で結果に繋げることができた。ファクトリーにいるチームのみんなのことを誇りに思うよ」

スタートからレースをリードしたのはポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)だったが、先にピットストップしたフェッテルがその利を生かして逆転。2位に終わったルクレールは「1-2フィニッシュはチームに取って素晴らしい結果」としながらも不満を滲ませた。

3位にはやはりピットストップで先行を仕掛けてメルセデスAMG勢を逆転したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが入り、第12戦ハンガリーGP以来の表彰台を獲得した。(米家峰起通信員)