長岡商はアクシデントを乗り越えてV2を決めた。3-0の快勝も第2セットにはセンター高井楓(3年)が右足首をひねり、1度リタイアしていた。動揺したチームは一時は10-18のビハインド。「みんなのために頑張りたい」と高井は患部にテーピングを施し、第3セットからコートに復帰。起爆剤になった。

今年4月に赴任ばかりの曽根喜広監督(43)は「前任監督(佐藤淳司・現新潟中央監督)が選手の自立を作り上げてくれた。ベンチで指示を出さず、ミーティングも選手同士で行う」と強さの要因を明かした。