日本ハンドボール協会は12日、女子世界選手権(11月30日~・熊本県)に臨む日本代表21人を発表した。

原希美主将(28)やベテラン司令塔の石立真悠子(32=ともに三重バイオレットアイリス)ら海外組と大学生を除く選手たちは同日に都内で会見、壮行会に出席した。

ウルリック・キルケリー監督は「16年の就任から、この大会と来年の五輪に向けて準備してきた。選手たちはやる気に満ちており、大会が楽しみ」と話した。原主将も「目標は、いい色のメダルをとること。まずはグループリーグ突破」と気持ちを込めて言った。

会場の熊本県は開催地としてラグビーW杯で盛り上がったが、今は続くハンドボール一色。原主将は「ラグビーでは、選手がとんなトレーニングをしてきたのか、どんな気持ちでプレーしているのか、そう考えて涙するシーンもたくさんあった」とラグビーW杯を振り返り「次は私たちが見ている人に伝わるような試合をしたい」と話した。

大会は出場24チームを4組に分けて1次リーグを行う。日本はロシア、スウェーデン、中国などと同じD組。3位以内い入れば6チームずつ2組の2次リーグに進出し、12月13日に準決勝、同15日に決勝が行われる。