アーチェリーの東京五輪代表1次選考会が13日、本番会場の東京・夢の島公園アーチェリー場で行われ、男子の84年ロサンゼルス五輪銅、04年アテネ五輪銀メダリストの山本博(日体大教)が6度目の五輪出場を逃した。

16人中15位に終わった57歳は「最後まで納得のいくショットができなかった。選考会に出場できる16人に残れたことは評価したいが、目標は世界で戦えるレベルに戻ること。来年のナショナルチーム選考会を目指して来週から練習を再開したい」と現役続行を宣言。昭和、平成、令和の3時代メダル獲得の大目標へ、24年パリ五輪へ向けて気持ちを切り替える。

男子は12年ロンドン五輪銀メダルの古川高晴(近大職)らが順当に上位12人に入った。14日の競技で2次選考会に進出する男女各8人が決まる。2次選考会は来年3月21、22日に、最終選考会は4月11、12日に行われ、男女の代表各3人が決まる。