フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権は17日、横浜市で行われ、男子でショートプログラム(SP)首位発進の鍵山優真(16=神奈川・星槎国際高横浜)がフリーで171・09点を記録して合計251・01点で初優勝した。

2本の4回転トーループを成功。演技後は2度のオリンピック(五輪)出場経験のある、父でコーチの正和さんと抱擁。「今日はノーミスで優勝できてよかった」と話した。女子は河辺愛菜(15=関大KFSC)が、トリプルアクセル(3回転半)を公式戦初成功させて初優勝した。2人は世界ジュニア選手権(来年3月、タリン)代表に決まった。