日本バスケットボール協会の三屋裕子会長(61)が、Bリーグで活躍する外国人選手の日本国籍取得について「ウエルカムです」と受け入れる考えであることを明かした。

21日参議院議員会館で行われた第4回バスケットボール議員連盟総会に出席後、取材に応じ「五輪に向けて競争になってくる。複数入れば、相手によって変えることもできると思う」と話した。

Bリーグ宇都宮のロシターが17日の新潟戦後、日本代表でのプレーを視野に入れていることを明かした。国際連盟の規定では16歳以降で国籍を替えた選手の登録は1人までとなっているが、現在日本選手の中でA代表に名を連ねているのはファジーカス(川崎)のみ。三屋会長は「(日本国籍を取得することは)勇気ある決断だと思う」と選手の意思を尊重する。

また、昨年川淵三郎エグゼクティブアドバイザーが提案した「toto参入」についても言及し「Bリーグの各チームも安定した運営ができるようになった。通ったら引き締めていかないと」と20年の実現に向け、審判の育成や組織のインテグリティをさらに強化していく。

総会にはBリーグの大河正明チェアマン(61)と女子日本リーグの斎藤聖美会長(68)も登壇し、18-19シーズンのリーグの取り組みなどを発表した。