フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦NHK杯は22日、北海道・札幌市真駒内セキスイハイムアリーナで開幕する。

女子の紀平梨花(17=関大KFSC)は午前の公式練習でトリプルアクセル(3回転半)を念入りに確認。ショートプログラム(SP)の曲をかけての練習では転倒したが、大技を計6本着氷させた。23日のフリーで導入を視野に入れる4回転サルコーは練習しなかった。帰りのバスに乗り込む際はリラックスした表情だった。

今大会で表彰台に立てば、自力でシリーズ2戦上位6人のGPファイナル(12月、イタリア・トリノ)出場が決まる。

横井ゆは菜(19=中京大)と山下真瑚(16=愛知・中京大中京高)も練習を順調に消化。女子SPは22日午後に行われ、紀平は午後6時22分からの最終12番滑走。横井は午後5時9分からの2番、山下は午後5時56分からの8番滑走を予定している。