日本が最終戦を白星で飾った。2次リーグ2連敗の日本は同じく勝ち星がないルーマニアと対戦。

前半を18-8で折り返すと後半も差を広げ、37-20で大勝した。1次の成績を持ち越した2次リーグで4敗して8位以内の順位決定戦進出は逃したが、15年大会3位のルーマニアから対欧州勢今大会初勝利。東京五輪のメダル獲得につなげた。

司令塔の横嶋と守備の要の原主将、攻守の2枚看板を欠きながら4勝4敗。原に代わった永田主将は「最後まで自分たちのゲームができた。勝てて終われてよかった」。世界メダル常連国に4敗したが、いずれも惜敗。背中は見えた。「次は東京五輪。チャレンジしていきたい」と、永田は声援に応えて話していた。