京産大・大西監督47年の集大成へ「最大の意識で」

ラグビーの全国大学選手権は15日に、東西2会場で3回戦4試合が行われる。京産大は14日、初戦の日大戦(熊谷)に向け新幹線で上京した。

定年に伴い今季限りで大西健監督(69)が退任。73年の就任当時3部リーグだったチームを、たたき上げで強豪校に育てた。日本一を目標にしながら、これまで7度の4強が最高成績。いまだ日本一に届いていない。長い旅路、今大会が最後の挑戦になる。

大学選手権で初勝利を挙げたのが日大だった。83年度に22-4で勝利。同監督は「よく覚えています。あれが第1歩。それから同志社に勝つ、早稲田に勝つことを目標にやってきた」としみじみと語った。今季、日大には6月の練習試合で26-12で勝っている。互いにFWが武器で大西監督は「鏡を見ているくらい似ている」。ロック伊藤鐘平主将(4年)は「スクラムは負けられない」と話した。

日大に勝てば、目指してきた早大との対戦(21日、花園)になる。8日にはOBで元日本代表WTBの大畑大介氏が練習場を訪れ「必ず花園に帰ってきてくれ」と激励。大西監督は「最高にして最大の意識でまずは日大と戦う」。大学ラグビー界での就任47年目は、67年間明大を率いた北島忠治氏(故人)に続く年長記録。最後は歓喜で締めくくる。【益子浩一】