ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(23=クラレ)が16日、W杯遠征先の欧州から帰国した。3戦を終え、3位だったリレハンメル大会(ノルウェー)が唯一の表彰台。

現在総合6位で「率直にこの結果が現状かなと思う」と話した。課題に挙げているのは空中姿勢。気持ちが先走って前傾になってしまい「そこを耐えることが大事」と修正を重ねていく。次戦は来年1月に大倉山、蔵王大会を控える。雪不足で練習場所の確保に悩んでいるが、3年ぶりとなる地元での個人戦勝利に向け「気を引き締めて調整したい」と意気込んだ。