日本水連は24日、競技力向上コーチ委員長を兼任する設楽義信常務理事(60)がハラスメント行為を行ったとして処分を発表した。設楽常務理事はすべての役職から離れる辞表を提出。それを受け、日本水連は常務理事から理事への降格、競技力向上コーチ委員長から委員への降格を決めた。

昨年12月に本人から申告があって、日本水連は第三者委員会を設置して調査。今回の処分決定に至った。

日本水連はハラスメントの内容はプライバシー保護の観点から公開しないとした上で「本連盟といたしまして、本当に残念なことであるとともに、被害者の方に深くおわび申し上げます。今後、このようなことが再発することがないよう、一層、コンプライアンス順守を徹底してまいります」とコメントを発表した。