今季2勝目を目指したNTTコミュニケーションズが、手痛い逆転負けを喫した。

前半21分までに21点ビハインド。25分にCTB石橋拓也(27)がトライを挙げたが、7-21と劣勢でハーフタイムに突入した。

後半はFW陣がスクラムを中心に奮起。19年W杯日本大会優勝に貢献した、南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークス(25)が5分と27分にトライを挙げた。35分には石橋のこの日2トライ目で27-21。だが、勝利目前の38分にトライと逆転のゴールを献上した。

フランカーの金正奎主将(28)は悔しさを押し殺して「ラグビーは80分のスポーツと学ばせてもらった。笛が鳴るまで勝敗は分からない。確実に言えるのは、やっていることは間違っていない。努力が結果に結びつかず、辛いけれど、間違いじゃない」。その上でマークスら新加入選手との融合に手ごたえを示し「見ての通り、素晴らしいパフォーマンス。もっと周りが影響を受けて、努力していかないといけない」と進化を誓った。