東地区首位の仙台89ERSが同地区対決で福島ファイヤーボンズを72-65で下し、ホーム6連勝を飾った。

前日25日の福島戦で負傷した阿部翔太(26)が欠場。代わって12月7日以来のスタメンに入った片岡大晴(34)が3点シュート2本を沈めるなど、「翔太が頑張ってくれていたので、自分も頑張ろう」と10得点で穴を埋めた。6点差を追う第4クオーター(Q)では、ミラーがこのQだけで14得点を挙げ、逆転勝ちに貢献した。

前半はターンオーバーを13度も数える苦しい展開。それでも沢辺が第1Qから第2Qにかけて3連続シュートを決めるなど、前半15得点を挙げてチームを鼓舞。「アタックのスペースが空いていたので、持ち前の攻撃が出来ました」と納得の表情だった。【佐藤究】