突然の悲報に、ウィザーズの指揮官も声を詰まらせた。

NBAで八村塁を指導するスコット・ブルックス監督(54)が26日(日本時間27日)、元スター選手だったコービー・ブライアント氏(41)の死亡事故報道を受け、「みんなにとってつらい日だ。彼は最高のスポーツレジェンドのひとり。謹んでお悔やみを申し上げます」と沈痛な面持ちで話した。

ヘリコプター墜落事故で、ブライアント氏の13歳の愛娘も亡くなったと伝えられている。同氏の近所で暮らしたことのあるブルックス監督は、「私の娘は彼の子供たちと同じ学校に通っていた」と悲しんだ。

ブライアント氏との思い出については「たくさんあるが、いまは深く話すつもりはない」。多くは語らなかったが、それでも「オフシーズンには一緒に時間を過ごすこともあった」と振り返り、「彼がインパクトをもたらしたのは、バスケットボールの世界だけではなかった。これほど素晴らしい選手はほかにいなかったかもしれない」としのんだ。

まさかの知らせが届いた後、一部の選手とは話をしたそうで、「コート上でやるべきことをやって敬意を払いたい」。偉大なプレーヤーに哀悼の意を表した。