ラグビーのトップリーグで2連覇を目指す神戸製鋼は13日、開幕5連勝が懸かるリコー戦(15日、神戸ユ)の出場選手を発表した。

先発CTBには重一生(25)が公式戦1年2カ月ぶりに実戦復帰する。神戸市内で調整し「1分でも、1秒でも(ピッチに)立っている限り、全力でプレーする。準備はできている」と力強く誓った。

大阪・常翔学園高では3年時に全国制覇。世代を代表するスターは帝京大に進み、19年W杯日本代表SO松田(パナソニック)やNO8姫野(トヨタ自動車)と同期だった。今季は右膝内側靱帯(じんたい)損傷などで出遅れたが「自分は自分。誰かと比べるのではなく、早くあの舞台(代表)に上がれる選手になりたい」と目標を掲げている。

公式戦は昨季リーグ制覇を決めた、18年12月のサントリー戦以来。身長171センチながら、攻守で力強いプレーが持ち味だ。激しいCTB争いに参戦し「これからずっと活躍できるようにしたい」とアピールする。