B2山形ワイヴァンズ(東地区6位)は65-82で広島ドラゴンフライズ(西地区1位)に敗れ、12連敗を喫した。

第3Q開始直後には和田保彦(29)の3点シュートで一時40-39と逆転したが、相手の3ポイント連発に点差を広げられた。日本人最多11得点の中島良史(29)は「相手の外国人を(第3Qに)ファウルアウトさせた後のオフェンスが、うまくいかなかった。もったいない。まずはこの連敗を止めようという気持ちでやっている」。攻守の細かな連係ミスなどを勝ちきれない要因に挙げた。

B3との入れ替え戦出場を逃れるには、全体17位浮上が必要だ。現在は全18チーム中で最下位。17位の東京Z(中地区6位)とは2勝差。2点差惜敗の15日から初コンビの外国人両センターについても、東島奨ヘッドコーチ(35)は「伸びしろのある組み合わせ」と手応え。残り17戦。浮上のきっかけは、つかみつつある。【鎌田直秀】