井上康生監督、し烈代表争いの一二三に「勝ち切れ」

  • 17日、出国前に取材に応じる阿部一二三(左)と妹の詩

柔道日本男子の井上康生監督は18日、ドイツでのグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(21~23日)への出発前に成田空港で取材に応じ、男子66キロ級の阿部一二三(日体大)に対し「しっかりと勝ち切ることが重要だ」と優勝を求めた。

激しい代表争いで注目される同級では、昨年世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)が左膝故障で今大会を欠場。「4月(の最終選考会)に勝つために万全の状態を整えるという判断だろう」と察し、2番手の阿部には「自信を取り戻した表情をしている。持ち味である攻撃柔道をどれだけ貫けるか」と期待を寄せた。

今大会は東京オリンピック(五輪)代表選考会の1つで、多くの代表候補1番手が出場。結果次第では27日の強化委員会で代表が複数決まる可能性がある。井上監督は原沢久喜(百五銀行)が欠場した100キロ超級の選考を「誰が五輪で勝てるかを総合的に判断したい」と述べた。