競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)が19日、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演した。 日本オリンピック委員会(JOC)の「がんばれ! ニッポン! 全員団結プロジェクト」の応援団長も務める、元テニスプレーヤー松岡修造氏のインタビューに答えた。白血病の判明前から現在までの経過は以下の通り。

 

<池江の経過メモ>

◆19年1月13日 19年最初のレースで、得意の100メートルバタフライで自己記録より4秒以上遅い1分0秒41。

◆同18日 オーストラリア合宿に出発。「いい刺激をもらって帰ってきたい」。

◆同2月4日 疲労が抜けずに、現地で検査を受ける。

◆同8日 緊急帰国。病院で白血病と診断されてそのまま入院。

◆同12日 同自身のツイッターで白血病公表。「私自身いまだに信じられず、混乱している状況です」。

◆同13日 骨髄バンクへの問い合わせが急増。池江は「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています」。

◆同3月6日 ツイッターで「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない」。

◆同4月8日 日大入学と同水泳部入部を発表。

◆同5月8日 公式HP開設。「正直心が折れそうな時もあります。たくさんの言葉に励まされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちが込み上がってきます」。

◆同6月4日 公式HPに一時退院の写真を掲載。「もう病院には戻りたくない!と思う時もありますが、人生のたった数カ月だと思って自分を奮い立たせてます」。

◆同7月4日 公式HPで19歳の誕生日に「18歳の年は良いことをたくさん経験できました。19歳はその良いこと、良い日をたくさん増やしていきたいです」。

◆同23日 世界選手権のメダリスト3人が「NEVER GIVE UP」と手のひらに書いたことを受けて、自身のインスタグラムで「thank you love you guys(愛しています)」。

◆同9月6日 日本学生選手権を3日連続で応援。男子総合優勝に「とてもうれしかったです。今年は出られずに本当に悔しかったので、必ずまたリベンジします」とマネジメント会社を通じて、コメントした。

◆同11月2日 ラグビーW杯が閉幕したことを受けてインスタグラムで「たくさんの感動をありがとうございました」とコメント。

◆同12月17日 公式HPで10カ月の入院生活をへて退院したことを報告。直筆メッセージを掲載して「オリンピックについてですが、2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたいと思います」と表明。マネジメント会社は「急性リンパ性白血病」だったと発表した。

◆同31日 大みそかにインスタグラムを更新。「帰宅途中、すっごくきれいな虹と富士山がみられて、来年は良い1年になりそうだ!と思える大みそかです。2020年は今年1年の悔しさをバネにコツコツと頑張っていきたいです」。

◆20年2月8日 病気発覚から1年をへて、インスタグラムにトレーニング風景を掲載。「あれからちょうど1年、いろいろあったなあと振り返りながらも全てに意味があると思って次は前に向かって突き進んでいきます!」とつづった。