男子66キロ級で17、18年世界王者の阿部一二三(22=日体大)が決勝で、ジョージアの選手に勝利した際、衝撃のハプニングが起きた。

会場のISSドームで、勝利選手の名前がアナウンスされた時、「Uta Abe」と、2度も名前を間違えて呼ばれた。痛恨のミスに頭を抱える国際柔道連盟(IJF)関係者もいた。試合後、阿部も「まさかの妹の名前…。1回なら分かるけど2度も。みんな笑っていたし、なんで、そんなに間違えるのだろうと思った。言い直すの良いけど、まあ、ちょっとあれっすよね」と困惑した様子だった。女子52キロ級で優勝した妹の詩(19=日体大)も「自分の名前が呼ばれてびっくりした」と苦笑いしていた。