キヤノンが連敗を2で止め、3勝目を挙げた。今季の成績を3勝3敗とした。

前半4分に先制トライとゴールを献上。同5分に19年W杯日本代表SO田村優(31)が狭いサイドを攻め、最後はFBマイケル・ボンド(33)へパスをつないでトライを演出した。2点差に迫り、同12分にWTBホセア・サウマキ(27)が逆転トライ。試合中は雨が降り、午前11時45分開始ながら照明もついた条件下でしぶとく白星をつかんだ。

スクラムやモールなどで優位に立ち、アリスター・クッツェー・ヘッドコーチは「タフなコンディションで勝つことができた。少し自信が揺らいでいたが、その自信を勝ち取ることができた」。左太もも裏を痛めた田村については「(負傷が)どういった程度かはドクターに診断してもらい、把握したい」と現状を語った。

敗れたサニックスは3連敗。今季の成績は2勝4敗となった。