シャラポワ、全豪からロスへ戻る機内で引退決断

女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(32=ロシア)が現役引退を表明したことを受け、幼少期から活動拠点としていた米国のメディアも大きく報じた。

ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)はインタビューを基に、10年以上も肩の故障に苦しんでいたと紹介。「(1月の)全豪オープンから自宅のあるロサンゼルスに戻る機内で引退を決断した」とし、友人でバスケットボールの元スター選手、コービー・ブライアントさんが事故死したことで「人生で大事なものを気付かせてくれた」との談話を掲載した。

スポーツ専門局ESPN(電子版)は、引退試合を決めてファンやライバルに別れを告げる選手が多い中で「他の選手に負けたり、メディアに質問されたりしてではなく、自らの言葉で表明することを望んだ」とし、ドーピング違反による資格停止処分後は「競技力も名声も戻らなかった」と伝えた。AP通信は「コートの内外で多くの注目を集めたが、スポットライトに当たらず最後を迎えた」と突然の引退表明を報じた。(共同)