バレーボール女子Vリーグ1部(V1)の姫路は7日、20~21年シーズンから指揮を執る中谷(なかや)宏大新監督(39)のコメントを発表した。

昨季限りで元日本代表の竹下佳江前監督(42)が退任。中谷新監督は「本当に自分でいいのかという思いや、いろいろな葛藤がありましたが、さまざまな方と話をしていく中で覚悟が決まりました。プロチームで、ましてや竹下さんのような偉大な方の後を引き継ぐのは荷が重いですが、その責任の大きさがやりがいでもあると感じています」と素直な心境を明かした。

18年に竹下前監督が第2子を出産し、産休、育休を取得した際には、監督代行としてけん引。以降もコーチとして支えてきた。

「私たちには『姫路から世界へ』というスローガンがあります。長期的視点で見たときには、1人でも多くの代表選手を輩出し、かつ地域に根付いたチームでなければならないと思います。そのためにも一番わかりやすいのが結果であると思うので、結果にこだわり、そして、プロチームとして見ている方がうなるような魅力あるプレーをお見せできるチームにしていきたいと思います」

中谷新監督は長野・岡谷工高、早大を経て、06年からFC東京でプレー。10年の現役引退後は、U23の全日本女子代表コーチなどを務めていた。