全日本柔道連盟(全柔連)は8日、東京・文京区の講道館内の事務局に勤務する男性職員1人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。

全柔連職員の感染者は4人となった。4日に男性1人、7日に男性と女性の職員1人ずつが陽性と判定された。全柔連内のクラスター(感染者集団)化が懸念されており、現在も数人の職員が発熱症状を訴えている。事務局の閉鎖期間は5月6日まで延長。東京オリンピック(五輪)の1年延期に伴い、既に内定している男女13階級の処遇や代表選考を協議する15日の常務理事会はインターネット会議で実施する。その後の理事会は書面で決議を行う予定。