NBAウィザーズの八村塁(22)が15日、ツイッターのチーム公式アカウントで生インタビューに出演し、ファンからの質問などに答えた。日本語での一問一答は以下の通り。

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-いま一番食べたい日本食は

八村 やっぱりすき焼き。日本に帰ったら絶対まず最初に食べるぐらい好物。このあいだお母さんが来たときも、ワシントンDCでつくってくれた。

-ウィザーズのユニホームを初めて着たときの感覚は 

八村 夢の夢の夢として始めて、だんだん目標に近づいて勝ち取ったというか、周りの人にも支えられてここまで来た。苦労しながらやってきたし、いろいろな人の思いもある。だから着たときには感動したし、すごくフレッシュな気持ちになった。

-シューズについて。歴代エアジョーダンで好きなモデルは

八村 ジョーダン3が一番好き。実際にコートで着用したことはないが、履き心地がよく、普段から愛用している。プレー時はジョーダン34。シンプルに見えるけれど未来化したような靴で、格好良いしぴったり足に合い、軽くてプレーしやすい。

-いま練習ができない高校生に助言を

八村 練習できずストレスを感じているかもしれないが、NBA選手も高校生選手も同じ状況。家でどれだけ自分のトレーニングをするかが重要。テレビでバスケの試合を見ることも勉強になる。僕も今季けがをしたとき、映像をたくさん見たことでいろいろ学べた。いいチャンスだと思って、ポジティブにやってほしい。

-ゴンザガ大時代の思い出は

八村 いっぱいあるが、(全米大学選手権の)ファイナル4はすごかった。1年生で何が何だかわからなかった中で、本当に頑張らないといけないと思えた大会。あとは毎日の生活。チームメートやコーチ、みんながファミリーという感じで、日々の何気ない小さいことが楽しかった。

-ゴンザガ大のヒュー監督はどんな人物

八村 普段は優しいおじさんだが、バスケのことになるととても厳しい。本当に目が変わり、性格も変わる。彼には感謝している。

-ウィザーズのブルックス監督も厳しい面はあるか

八村 彼もオフコートだとすごく優しいが、コート内では厳しく、チームのことを優先する。僕らも若いチームで、1つになることが大変な時期もあった。そんなチームを1つにまとめられるいい指導者。

-最後に、日本の皆さんにメッセージを

八村 いまはすごく大変な時期だが、どうしようもない。手洗いやうがいは大事だし、あとはどれだけハッピーでいられるかということも大事。楽しみを見つけてポジティブにいられるか。こういう時期で、僕もいろいろ考えさせられるが、NBAも(再開に向けて)戻ろうと頑張ってやっている。いろいろなことが大変だが、しっかりみんなで力を合わせて乗り越えて行ければいいなと思う。