女子プロレスのスターダムに所属する木村花さん(22)の死去を受け、他競技の選手からもコメントが寄せられている。ラグビーの元オーストラリア代表で今季までサントリーでプレーしたSOマット・ギタウ(37)は23日、自らのツイッターを更新。日本語で思いをつづった。

「人々がインターネット上で与えることができる被害を理解するために、悪いコメントを送る前に考え直し、前向きになること。ポジティブになれないなら、その人をフォローしない方がいい。会ったこともない人そんなことを言うのは間違いだ」

ハッシュタグで「RIPHanaKimura」と添え、追悼の意を表した。

ギタウはオーストラリア代表として103キャップを誇り、W杯にも3度出場した世界的な司令塔。17年からはサントリーで活躍した。

国内でプレーする複数の選手も、SNS上で思いをつづった。21年に延期となった東京五輪7人制日本代表候補の藤田慶和(26=パナソニック)は自らのツイッターを更新。誹謗(ひぼう)中傷に対して「言葉って本当に怖い… 匿名でも書いていいことと書いてはいけないことがあると思います… 人は支え合って生きていく生き物だと思うから、人の良いところを見つけれる人が増えてほしいと心から願います!」と提言し「ご冥福をお祈りします」とコメントした。