テニスの全米オープンが開催へ! 16日、主催の米国テニス協会は、ニューヨーク州から、4大大会の全米オープンを開催する承諾を得たことを明らかにした。17日に正式に会見を開き、予定通り8月31日から、ニューヨークのナショナルテニスセンターで無観客開催すると発表する予定だ。

通常の予定では、全米の2週前に行われる前哨戦で、4大大会に次ぐ規模のマスターズ大会、ウエスタン&サザンオープンを、シンシナティからニューヨークに会場を移動。全米前週に、全米と同じ会場で開催することも承認され、選手の移動を軽減させる。

シングルスの予選はなく、出場できる選手には、同行スタッフ1人、空港そばのホテル滞在などの行動制限、毎日の検温など厳しい条件が課されるという。米国在住の錦織圭(30=日清食品)、大坂なおみ(22=日清食品)は出場の意向。しかし、男子で世界1位のジョコビッチ(セルビア)、同2位のナダル(スペイン)、女子同1位のバーティ(オーストラリア)、同2位のハレプ(ルーマニア)らは出場に懸念を表明している。