ラグビーのトップリーグ(TL)NTTコミュニケーションズは6日、元スコットランド代表主将のSHグレイグ・レイドロー(34)の加入を発表した。複数年契約でプレーする。

代表通算76キャップの名キッカーは「今までの経験や学んだことをチームに還元するのはもちろん、この素晴らしい国のラグビーカルチャーを学び、さまざまな体験ができれば」。フランスのクレルモンから、新天地に日本を選んだ。

的確な状況判断が光るレイドローは、W杯に2大会出場。昨秋の日本大会1次リーグ最終戦では日本代表に21-28で敗れたが、15年イングランド大会では日本に大会唯一の黒星をつけた。16年のテストマッチでも来日しており「日本の素晴らしい文化を経験でき、素晴らしいファンの皆様にお会いすることができました」と好印象を抱いていた。

この日、チームは19年W杯オーストラリア代表フランカー、リアム・ギルの入団も発表。年明け開幕予定の来季へ役者がそろった。