来夏に延期になった東京オリンピック(五輪)柔道女子78キロ超級代表で、7月末に環太平洋大を退学した素根輝(そね・あきら、20)が3日、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。

「環太平洋大ではとてもお世話になり、心より感謝しております。8月1日より柔道だけに集中専念することになりましたので、今後ともご声援のほどお願い申し上げます」

素根は昨年8月の世界選手権東京大会と同11月のグランドスラム(GS)大阪大会を制し、柔道日本勢で五輪代表第1号に決まった。新型コロナウイルス感染拡大以降は、福岡県久留米市の実家と母校の南筑高でトレーニングを続けている。