16年リオデジャネイロ五輪女子レスリング48キロ級金メダリストの登坂絵莉選手(26=東新住建)が5日、総合格闘技の倉本一真(34)と結婚したことを発表した。5日にSNSを更新し、直筆文にツーショットを添えて報告した。

「この度、私、登坂絵莉は、かねてよりお付き合いしていた元レスリング選手で総合格闘技の倉本一真さんと入籍致しましたことをご報告させて頂きます。リオオリンピック後、怪我でなかなか思うような練習ができない日々が続き、気持ちが落ちていた時、良き理解者としていつも支えてもらい、前を向くことができました。そして時間を過ごす中で、これからの人生も共にしていきたいと思うようになりました」と経緯を伝えた。

交際期間は3年。東京五輪での2連覇を目指した登坂は、国内での代表争いを勝ち抜けず、代表の座を逃していた。重なる故障に苦しみながら、諦めずに戦い続ける姿は、周囲に強い印象を残してきた。その中で、倉本の支えがあった。

ツイッターでは今後についても言及した。

「私自身は、目標としていた東京五輪出場は叶わず、もう一度4年後を目指すと決心することはまだできておりません。まずは、怪我を治すことを最優先にトレーニングを続けながら、今後のこともしっかり考えていきたいと思っております」とした。

倉本も自身のツイッターで「本日2020年8月5日、登坂絵莉さんと入籍致しました。気を引き締めより一層精進して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します」と報告した。