NBAウィザーズ八村塁(22)のプレーを、日本代表のチームメートでBリーグ千葉の富樫勇樹(27)がたたえた。8日にインターネットのNBA Rakutenスペシャルゲストとして、ウィザーズ-ペリカンズ戦の特別中継にライブ出演。敗れたとはいえチーム最多23得点を挙げた八村に「本当にすごい」と賛辞を贈った。

前髪を下ろした、普段とは異なる印象のヘアスタイルで登場した富樫。前日には八村と連絡を取り合ったそうで、「『何かない?』と聞いたら、『何かって何ですか』と。雑な質問をしたら、何もなかった」と笑った。

バスケ好きのタレントとトークを繰り広げ、和やかな雰囲気で番組は進行。八村の性格について聞かれると、「塁は基本的に裏がない。言いたいことをぜんぶ言っちゃう。結構明るい」と紹介した。

NBAの試合は小学3、4年生のころから見るようになったと振り返る。好きだった選手はセブンティシクサーズなどで活躍したアレン・アイバーソンで、「ちょっと破天荒な感じで良かった」。

Bリーグの新しいシーズンは10月に開幕予定。「きょうも八村選手が頑張ってくれて、すごく刺激になった。シーズン開幕まで2カ月ぐらいあるが、ベストで臨めるように準備したい」。自らの活躍も誓った。

富樫は米メリーランド州のモントロス・クリスチャン高に留学後、当時bjリーグの秋田に入団して新人王を獲得。14年にNBAサマーリーグに参戦後、マーベリックスの下部組織レジェンズに所属した。15年から千葉(当時NBL)に加入し、19年にはBリーグで日本人初となる1億円プレーヤーとなった。