世界35位で、日本のエースの錦織圭(30=日清食品)が敗れた。18歳で、昨年のジュニア世界王者、ムセッティ(イタリア)に3-6、4-6のストレートで敗れた。

第2セットの4オールで、錦織のサーブ30-15でリードしているときに、停電で約10分ほどプレーが中断。再開後、錦織は、運悪く、自分のサービスゲームを落とし力尽きた。

錦織は、今大会1回戦で、383日ぶりにツアー公式戦で勝利復帰2戦目で383日ぶりの勝利を飾っていた。

相手は、1回戦で、4大大会3勝を誇るバブリンカ(スイス)にストレート勝ち。若さの勢いで急成長を遂げており、錦織も力負けを喫した。しかし、先週の復帰戦、今大会の1回戦よりも数段プレーの質は上がった。5本のブレークポイントや、リターンゲームでリードしたときに、ミスが出てしまい、相手のサービスゲームを破れなかったのは、まだ試合勘が戻っていない証拠だろう。

次戦は、21日に開幕のハンブルク欧州オープンに出場予定だ。

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