終盤までもつれた接戦を日立ハイテクが制し、開幕3連勝とした。シャンソン化粧品は今季初黒星。

両チームを通じてこの試合最多24得点を挙げた谷村里佳(27)が勝利の立役者となった。昨季まで所属した古巣との初対戦に、「成長したところを見せることが恩返しになる」。そんな意気込みで試合に臨むと、序盤から着々と得点を重ねた。

終盤には勝利に近づく貴重な得点を決めるなど、勝負強さも発揮した。攻守にわたって存在感を示しながらも、谷村は「シュートの確率を上げていかないと」。2点シュートが17試投で9成功にとどまったことを反省し、さらなる高みを見据える。

8リバウンドと高さでもチームに貢献。20年度日本代表候補にも入っている長身プレーヤーは、リーグ戦でアピールを続けていく。