講道館杯でPCRより早い「スマートアンプ法」実施

全日本柔道連盟(全柔連)は19日、講道館杯全日本体重別選手権(10月31日~11月1日、千葉ポートアリーナ)の出場選手に対して、新型コロナウイルス感染予防のためPCR検査より短時間で結果が判明する「スマートアンプ法」を実施することを決めた。

全柔連の中里壮也専務理事がオンライン取材に応じて報告した。出場選手は試合前日に会場近くのホテルで検査を受ける。

スマートアンプ法は、ウイルスの遺伝子を検出して感染を調べる検査手法の1つ。理化学研究所と神奈川県が共同開発し、遺伝子を増幅する際に加熱と冷却を繰り返す作業が必要なく、

解析を迅速化した。PCR検査では解析に1~2時間かかるが、10~30分で同等の精度の結果が出る。スポーツ界では、すでにプロ野球の一部球団などが実施している。

今大会は、新型コロナウイルス感染予防のため無観客で実施される。大会規模も縮小し、出場選手は例年の半数となる男女237人で、マット数も減らす。コロナ禍の影響で、練習環境においての地域格差が生じていたため、一部階級では出場辞退者も出た。男女14階級で、出場者数が最も少ないのは女子52キロ級で10人となる。