中断の柔道国際大会が閉幕、再開もコロナ禍不安

新型コロナウイルスの影響で3月から中断していた柔道の主要国際大会の再開初戦となったグランドスラム・ブダペスト大会は25日、ブダペストで閉幕した。

無観客開催など入念な感染予防策を講じて3日間の日程を終え、国際柔道連盟(IJF)は「大会は成功した。柔道はどんな状況にも対応できると改めて証明された」と評価した。

日本勢は出場せず、61カ国から約400人がエントリー。女子63キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪覇者のティナ・トルステニャク(スロベニア)が優勝し、同48キロ級で2年連続世界一のダリア・ビロディド(ウクライナ)は52キロ級に挑んで3位だった。

一方で現地関係者によると、開幕前に複数の選手や指導者の感染が判明。PCR検査で計4人の陽性者が出たイタリアは大会参加が認められなかった。欧州の指導者は「感染者が増加する情勢で、接触スポーツの大会開催はしばらく見合わせるべきだ」と不安視した。(共同)