フィギュアスケート男子で18年平昌五輪銀メダリスト宇野昌磨(22=トヨタ自動車)が、練習拠点のスイスで行われる大会を今季初戦とする見通しになった。

同国ローザンヌで30日から行われるロマンド杯へ、26日までにエントリー。欧州で急拡大している新型コロナウイルスの影響が懸念されているが、予定通り開催された場合は出場する意向だという。

同大会の男子には18年ジュニアグランプリ(GP)ファイナル3位の島田高志郎(19=木下グループ)ら、同じステファン・ランビエル・コーチの門下生もエントリーしている。

宇野、島田は当初、11月にグルノーブルで行われるグランプリ(GP)シリーズ第4戦フランス杯に出場を予定していた。だが、新型コロナウイルスの影響で今月19日に大会の中止が発表されていた。その際に宇野は自身の公式サイトで「たとえ次の目標が変わっても、日々やることに変わりはないので、次回、皆さまの前で演技できる時に向けて、コツコツと毎日を大切にし頑張っていきます」とコメントしていた。

ロマンド杯の男子SPは31日、フリーは11月1日に行われる予定となっている。