新潟アルビレックスBBは川崎ブレイブサンダースに69-92で敗れ、今季初の連勝はならなかった。第1クオーター(Q)は20-22と互角の立ち上がりだったが、第2Qで連続失点するなど、その後は追いつくことができなかった。新潟の成績は3勝7敗になった。

ミスでリズムを崩し連続失点すると、その間は攻撃が停滞。今季の新潟の悪い癖が出た。第2Q、残り5分40秒にSF池田雄一(37)の3点シュートで27点目を挙げた後、残り1分34秒のPG納見悠仁(23)の2点シュートまで4分以上得点が止まった。その間、川崎に10連続得点を許した。

前半終了時で33-44と11点差。後半も追いかける展開を強いられ、リードを広げられた。相手守備の圧力の前にタフショットを繰り返す。ターンオーバーは17と要所でミスを重ね、守備がずれた隙を突かれた。

PG五十嵐圭(40)が前節京都ハンナリーズ戦で負傷し、この試合は出場しなかった。大黒柱のいない試合は落ち着きを欠いた。勝負どころで意図のないプレーが続き、手放した流れを取り戻す力はなかった。