中村直幹が初V「気合の入ったシーズン」W杯に弾み

  • 男子成年で初優勝した中村(中央)。左は2位小林潤、右は3位藤田(撮影・保坂果那)

<ノルディックスキー:宮の森サマージャンプ大会>◇29日◇札幌・宮の森ジャンプ競技場◇HS100メートル

男子成年で中村直幹(24=東海大札幌ク)が初優勝した。1回目97・5メートルでトップに立つと、2回目は強風で中止となりタイトルを手にした。優勝は夏冬合わせ、アジア大会やユニバーシアードの金メダル、国内大会で4勝を挙げた16-17シーズン以来。「良かったです。久しぶりなので」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

東海大北海道卒業後、企業チーム入りせず、自らスポンサーを獲得して活動している。会社も設立し「もうすぐ1年」で、SNSなどで積極的に発信しジャンプ界に新風を吹かせる存在だ。オンラインサロンで海外や異業種の人とも交流し「いろんなヒントをくれる」と貴重な場にしている。

新たな取り組みを成長につなげている。3季連続でW杯開幕メンバー入りしており、今回札幌での5試合ではずみをつけて臨む覚悟。「僕がW杯ポイントを取らないと日本の枠が(5に)減る。気合の入ったシーズン」と、自らかけるプレッシャーも楽しんでいる。