富士山より標高が高い学校へ畳と柔道着をヘリで寄付

  • 柔道着などを受け取ったヒラリー学校の生徒ら(JUDOs提供)
  • 柔道畳を学校へ運ぶ生徒ら(JUDOs提供)

柔道男子代表の井上康生監督(42)が理事長を務めるNPO法人「JUDOs」が20日、エベレストの標高3790メートルにあるヒラリー学校へ畳50枚と柔道着50着を届けたことを発表した。

JUDOsは、柔道を通じた国際貢献や青少年育成事業を展開している。今月12日に柔道畳・柔道着寄贈事業の一環として、同校に畳50枚と柔道着50着を届けた。コロナ禍により、今年中の運搬を一時断念したが、各国関係者の協力のもと送付を完了した。

輸送については、9月7日に東京湾を出港して同30日にインドへ到着。陸路で10月16日にネパール・カトマンズに輸送された。バブル村にトラックで搬送され、今月12日にヘリコプターで現地に運ばれた。ヘリポートからは、子供や学校の先生らが1枚10キロ以上ある畳を頭上に乗せてヒラリー学校まで運んだ。

井上氏は「初めて話を聞いた時、富士山(標高3776メートル)より高いエベレストの山中で柔道をしている人がいることに大変驚きまいた。しかし、これはまさに柔道が世界の隅々に普及し、多くの人に親しまれている証であり、ぜひ、柔道畳と柔道着を届けたいと考えました。無事、現地への送付が完了したことを大変うれしく思うとともに、コロナ禍の中、スポーツの持つ力を前向きに発信できたのではないかと思っています。関係者のみなさんに心より感謝申し上げます」とコメントした。