NHK杯初出場の本田真凜(19=JAL)が58・30点を記録し、9位発進した。

紫の衣装で冒頭の3回転ループ-2回転トーループを着氷させ、3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半)と続けた。演技後は笑顔を見せ、得点発表を待つ「キス・アンド・クライ」では観客に手を振って、感謝の気持ちを示した。

「今回滑った曲は自分の中で大切な曲なので、次はもっと今回よりもいい演技ができたらいいと思います」

SPは今大会から17-18年の平昌五輪シーズンに使用した「ザ・ギビング」に変更。前日26日の公式練習後には「自分の中でも一番、大切なプログラム。初めて『自分でこの曲を使いたい』と言って使った曲なので。いい演技をしたいです」と誓っていた。

28日のフリーへ「少しでも上を目指して、いい演技を目指して、頑張りたいなと思っています」と力を込めた。