高校1年のジュニア木原美悠(16=JOCエリートアカデミー)が、6回戦で東京五輪代表の平野美宇(日本生命)に4-0とストレート勝ちした。

「平野さんは連続攻撃が強いので、それを出させないように。サーブレシーブから思い切って攻めることを意識しました」。中学2年で準優勝した18年度大会でも平野とは5回戦で対戦し4-1で勝った。「その時のことは考えず、目の前のプレーに集中した」という。

優勝候補として注目を集めた今大会のジュニアでは初戦の3回戦で敗退。「緊張で足が全然動かなかった」とこぼしていたが「今日は全然違いました。めっちゃ脚動いて! 一般(シニア)の方がプレッシャーなく、向かっていけます」と満面笑みで話した。

ジュニアの試合で中途半端だったバックハンドも「ミスしてもいいぐらいの勢いで振るようにした」と言い、切れまくっていた。

16日以降の目標を問われて「決勝まで行きます!」と宣言した。