TOTOが東京五輪「オフィシャルパートナー」契約

20年東京五輪・パラリンピックのオフィシャルパートナー発表会見で調印書を掲げるTOTO株式会社喜多村円社長(左)と大会組織委員会の森喜朗会長(撮影・荻島弘一)

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、TOTO(本社・北九州市)と「オフィシャルパートナー」のスポンサー契約を結んだと発表した。

 契約カテゴリーは水回り備品。「オフィシャル」協賛社は12社目で、最高位の「ゴールド」と合わせて計27社になった。

 TOTOは1964年東京五輪を前に開業したホテルニューオータニ向けにユニットバスを開発した。20年大会では温水洗浄便座の販路拡大に期待する。同ホテルで調印式に出席した喜多村円社長は「清潔感、節水など日本が誇るべきトイレ文化を知っていただくことでTOTOのブランド価値が高まる」と話した。