空手の清水希容、東京五輪へ最高の環境を独り占め

ミキハウスの入社式でポーズを決める左から卓球の芝田沙季、空手の清水希容、テコンドーの浜田真由、卓球の佐藤瞳、アーチェリーの永峰沙織(撮影・松本航)

 空手で日本選手権3連覇中の清水希容(きよう、22)が最高の環境を“独り占め”で20年東京五輪を目指す。

 先月に関大を卒業し、1日は大阪・八尾市内で行われたミキハウスの入社式に出席。今後は週2日を社業に費やす予定で「勤務の日が少なくて社会人として出遅れるけれど、仕事の面でも積み重ねて頑張りたい」と新社会人としての抱負を語った。

 現在、空手は東京五輪の追加種目入りを目指しており、実現すれば清水は金メダルの有力候補になる。ミキハウス側は同市内にある「ミキハウススポーツスタジアム」の卓球場の上階に練習拠点を準備。マットは国際大会用をイタリアから取り寄せた。日本を代表する選手の清水でも「国際大会で踏んで、その場で対応していた。マットを気にしてしまっていた」とこれまで出合う機会が少なかった。今回の導入に「練習で踏むことができる。自分の表現を大事にしたい」とニッコリ。スポンジのように足場がつかみやすい国内用に比べ、国際大会用はビニール生地で滑りやすいという。

 「形」が専門の清水にとって大きな問題が解決した。現在、ミキハウスの空手選手は清水のみ。「大学の頃から1人でやっていたので慣れている。(同期の)オリンピック選手に負けないように、私自身も刺激を与えられる選手になりたい」と地道に目標へ突き進む。