宇野昌磨、悔しい7位「今すぐにでも練習したい」

男子フリーで演技を終え号泣する宇野(左)。右は樋口コーチ(撮影・PIKO)

<フィギュア:世界選手権>◇1日(日本時間2日)◇米ボストン◇男子フリー

 初出場でSP4位の宇野昌磨(18=中京大)は、フリーで173・51点、合計264・25点で7位だった。

 最初に予定していた4回転トーループ-2回転トーループが、4回転トーループ単発となり、着氷も乱れた。そこから「全体的に縮こまってしまった」。

 後半の4回転トーループで転倒するなどジャンプのミスだけでなく、ステップにもどこか勢いがない。「この大会のために、あれだけ練習してきたのに自分で否定してしまった。すごく悔しい」と振り返った。

 ジュニアからシニアに転向し、グランプリ(GP)ファイナルの3位など躍進を遂げたシーズンだった。最後は悔しい結果に終わり「今すぐにでも来季に向けて練習したい」と話した。