谷真海、初パラトライアスロン出場1人完走V

トライアスロン転向後初レースで、笑顔でゴールする谷真海

<パラトライアスロン:アジア選手権>◇29日◇広島・廿日市市

 パラトライアスロンのアジア選手権が29日、広島・廿日市市で行われ、谷(旧姓佐藤)真海(34=サントリー)が陸上からの転向初戦に優勝した。出場1人だけのPT4(低度の下肢切断など)カテゴリーで、1時間18分40秒の完走。最後は1歳になった長男とハイタッチしてからゴールした。「きつかったけれど、まずまずでした」と満足そう。目標とする20年東京パラリンピック出場に向けて「もっと練習が必要だけれど、いいスタートが切れたと思う」。陸上走り幅跳びでの3度出場に続く4回目のパラ出場へ意欲をみせた。

 また、PT2(下肢切断など)では秦由加子(35=マーズフラッグ・稲毛インター)が優勝。「これでリオのパラリンピック出場に近づけた」と喜んだ。