レスリング男子フリー65キロ級の藤波勇飛(19=山梨学院大)が、若さで五輪キップ獲得を誓った。
リオデジャネイロ五輪へのラストチャンスとなる世界予選最終戦(6~8日・イスタンブール)に出場するフリースタイルの代表4選手が3日、成田空港から出発。藤波は「やっと巡ってきたチャンスなので、必ず生かしたい。出場枠をとってきます」と力強く言った。
昨年末の全日本選手権で優勝した前田翔吾(28)がアジア予選、世界予選第1戦で出場枠獲得に失敗。同選手権2位だった藤波に出番が回ってきた。枠を獲得しても前田との代表決定プレーオフに勝たなければならないが「必ずリオに行きます」と、シニアの世界大会初挑戦を前に笑顔をみせた。
13年世界カデット銀メダル、15年世界ジュニア銀メダル。世界一まであと1歩で敗れたが、今予選は2位までに出場枠が与えられる。「誰が相手でも関係ない。とにかく勝つことだけ。もともと、日本人より外国人相手の方がやりやすいんです」と、自信たっぷりに言い放った。「20年の1人の逸材」「東京五輪の星」と期待される19歳は、シニア国際大会のデビュー戦で暴れるつもりだ。