日本体操界のエース、内村航平(27=コナミスポーツク)が「のびのび調整」を宣言した。リオデジャネイロ五輪で団体総合金メダル獲得を目指す男子代表が10日、都内で代表5人がそろって初めての強化合宿を公開。主将に決まった内村は「僕から言うことは何もない。ロンドンの時のように突っ走り過ぎず、いつもと変わらないスタンスでのびのびとやりたい」と話した。
前回は「五輪を特別視し過ぎた」と振り返る。「周りとの温度差を感じたし、周りが物足りなかった」。チームメートを奮起させるために練習の強度を上げたが空回り。結果として、目標としていた団体は銀メダルに終わった。しかし、今回は「不安はない」。5人中4人がロンドン五輪代表で同じ所属。白井も経験は豊富だ。「目標は定まっているし、みんなやるべきことは分かっている」と、団体金メダルへ、チームメートに全幅の信頼を寄せた。
初めて五輪に挑む白井も「特別視しない」と内村同様に話した。経験豊富なチームメートに囲まれ「4人とも世界選手権個人総合のメダリスト。自分がいることが不思議」と言いながら「できる役割を遠慮せずにやりたい」。最年少の19歳は「五輪独特の雰囲気があるというけれど、それは自分が作り出してしまうもの。自分の演技ができたと思える大会にしたい」と話していた。