女子個人種目で史上初の4連覇達成/伊調馨略歴

伊調馨

 政府は13日の閣議で、リオデジャネイロ五輪のレスリング女子58キロ級で金メダルを獲得し、女子個人種目で五輪史上初の4連覇を達成した伊調馨に国民栄誉賞を授与することを決めた。

 国民栄誉賞は24例目となり、レスリング界では2012年に受賞した吉田沙保里に続いて2人目となる。

 ◆伊調馨(いちょう・かおり)1984年(昭59)6月13日、青森県八戸市生まれ。3歳の時に姉の影響でレスリングを始める。中京女大付高-中京女大(現至学館大)-ALSOK所属。初出場した02年世界選手権で優勝、63キロ級では無敗。04年アテネ、08年北京五輪で姉千春(ともに銀メダル)と連続姉妹メダルを獲得。北京五輪後に一時休養したが、10年に復帰。12年のロンドンでも金メダルを獲得し、リオ五輪では女子の個人種目で全競技を通じて史上初の4連覇を達成。166センチ

 ◆夏季五輪の連覇 個人種目では4が最多で、5人目の伊調が女子では世界初。今大会では競泳男子200メートル個人メドレーのフェルプス(米国)が4人目の4連覇を達成した。団体を含めた個人の夏連覇は、フェンシング男子サーブル団体でアラダール・ゲレビッチ(ハンガリー)が32年から60年で記録した6が最多。